体育館は，卒業式に向けた会場設営がされているた
め，meetでお話朝会をしました。
　子供たちがまだ産まれていないときの出来事なので，
最初に，東日本大震災について，数枚の写真を使って
説明をしました。
　その後，震災から５年経ったときに発行された「東
日本大震災を乗り越えて」という作文集の中から，一
つの作文を読み聞かせました。同じ大崎市内の当時６
年生だった女の子の作文で，日常が一瞬で壊されたこ
とや，その後日常が戻ってから世間では殺人事件など
のニュースが流れてくるということなどを訴えかけて
くる内容でした。作文の最後は，人を傷つけるよりも，
人の命を大切にし，当たり前の日常を送る幸せを感じ
ながら，一日一日を大切に生きていきたいと締めくく
っていました。
　各教室で，子供たちはいろいろなことを考えながら
真剣に話を聞いていたようです。お話朝会後に，各担
任が自分の体験などを話す場面もあったようです。震
災を風化させないという気持ちを，子供たちにも持っ
てもらえたらと思いました。