６月１３日に校長によるお話朝会がありました。今回は，「こころをなくしたかいじゅう」
という本を紹介しました。自分の勘違いで親友を傷つけてしまい，離れ離れになり，心を無く
したオルーガはひとりぼっちで暮らしていました。そこに，ある日，宝物の地図がポストに届
きました。その地図のとおり，イライラ村やえんえん村，わくわく村などを通っているうちに，
心があったころのことを思い出します。最後の宝物の場所には，心の実の木があり，その実を
食べて，感情を取り戻すことができました。その後，オルーガは何をしたか，子供たちに想像
してもらうことにしました。
　校長室前にこの本を置いているので，自分の想像と合っていたか各自確かめてもらうことに
しました。早速，いろいろな学年の子供たちが読みに来ていました。
　感情を取り戻したオルーガは，もう一度いろいろな村を通って帰り，親友を探すことにしま
した。ここまでは，子供たちも想像していたようです。しかし，本の裏表紙には，親友の怪獣
が地図の手紙をポストに入れている姿が描かれていて，オルーガに地図を届けたのは親友だっ
たという，最後のサプライズは想像していなかったようです。子供たちは，驚くとともに，す
ばらしい笑顔になっていました。