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令和2年度学校経営方針

長岡小学校の教育
(1)令和2年度学校経営方針                
1 基本的な姿勢
  本校では,子どもたちが急激な社会の変化を主体的に受け止め,自分で判断して生き抜く資質・能力の育成を目指していく。この教育の理念を実現するために,学習する子どもの視点に立ち,確固たる使命感と信念を持ち,新学習指導要領,教育関係法規及び大崎市教育委員会の基本方針に基づき,全職員の創意と工夫を加えながら「基礎的・基本的な知識・技能」,それらを効果的に活用する「思考力,判断力,表現力等」,「学びに向かう力・人間性等」の資質・能力の育成を目指し,社会に開かれた教育活動を推進する。

2 経営方針
(1)【教育環境整備と安全確保】環境を整備し,一人一人の児童にとって安全で安心できる居場所とする。
(2)【閉校・統合に向けての課題解決】閉校・統合に向け,教育課題を明確にし,地域,PTA,教職員の協働による組織力により,その課題解決に取り組む。
(3)【豊かな心の育成】「学級づくり」を中心としたみんなのために,気づき,考え,実行する心を育てる。
(4)【確かな学力の育成】現状の把握と問題点の認識のもと,「確かな学力」を身に付けさせる。
(5)【教職員の資質向上】「授業づくり」を中心とした現職教育を推進し,教職員の資質向上を図る。
(6)【特別支援教育の充実】配慮を要する児童の実態に応じた指導法を工夫し,支援体制づくりを進める。
(7)【家庭・地域との連携】保護者や地域住民との連携・協力を強め,開かれた学校づくりを推進する。
(8) 【関係機関との連携】目指す児童像に基づき教職員一人一人が自らの業務を見直すとともに,教員が授業に  専念できるよう,専門性に基づくチーム学校体制を構築する。
(9)2学期制の導入】見通しと子どもと向き合うゆとりのある教育活動の展開を進める。
(10)【幼小中の連携】中学校区での子どもの育ちの課題と育成の手立てを共有する。


3 本校の教育目標
 人間尊重の精神を基盤にして,豊かな心をもち,物事を主体的に判断し,明るく健康で,自分らしさを発揮できる児童の育成
  
           命を大切にする子どもを基本に
視点 心豊かな人間の育成 進んで学ぶ人間の育成 たくましい人間の育成
児童像 思いやりがあり,助け合う子ども よく考え,自ら学ぶ子ども 明るく,たくましい子ども
   教師の 指標 1 各教科・領域の主要な内容の理解,習得
2 育成を目指す3つの柱
・「何を理解しているか,何ができるようになるか」  →【知識・技能】
・「理解していること,できることをどう使うか」   →【思考力・判断力・表現力等】
・「どのように社会・世界とかかわり,よりよい人生を送るか」→【学びに向かう力・人間性等】
3 各教科,領域の「見方・考え方」を軸にした授業改善の取組
  具体的な
  行動目標
道徳性と感性の指導 学び方の指導 目標設定と遂行支援
みんなのために進んで仕事をする子ども
●友だちとかかわり合い,協力する子ども
●あいさつや返事ができる子ども
●自分で課題を見つけ解決しようと,よく考える子ども
●自分の意見や考え発表する子ども

●人の話をしっかり聞き,しっかり話す子ど
                                 
●互いに認め合い,チャレンジする子ども
●目標に向かって最後までがんばる子ども
●約束を守って,元気に遊ぶ
子ども
【自己有用感と自己肯定感の育成】
   ※是非,育ててもらいたいと思うことの一つが自己肯定感です。この自己肯定感とは,自分の良さを認める感情です。自分を大事に思う心がなければ,他の人への思いやりも生まれません。
  この自己肯定感の育成は,まず「自分は役に立っている」という感情が不可欠です。学校での行事や係活動や当番,委員会等,そして家庭でのお手伝いにより,自分への有用感が高まります。
  幼保小中の連携もこの力の育成に取り組むことを一つの柱にしていきます。

4 めざす学校像
    「子どもが喜んで学び,生活する学校」
笑顔あふれる学校 いきいき学ぶ学校 健康で安全な学校
人とのかかわりが広がる開かれた学校 子どもたちが生き生きと学ぶ
学校
保護者や地域から信頼され,愛される学校
●たてわり活動の充実
●特別支援学級との交流学習
●地域連携
●確かな学力の育成
●研究授業,研修による授業力向上
●志教育
●道徳科の授業公開
●日常の体力つくりの工夫
●規範意識の維持・向上
●安全指導・安全管理・防災
 
 

 
 
     
◎学校・家庭・地域の共通目標
 「人とかかわり合い 人のためになろうとする子どもを育てましょう」への取組                  ◎専門性に基づくチーム体制による協働(教科担任,専科,SSWSC、共同学校事務,学校支援等) 
  
       
5 目指す教師像
創意と力を結集し,活力ある組織運営を目指す教職員
保護者や地域と積極的に関わり,信頼される教職員 豊かな人間性と指導力を磨く教職員 心身ともに健康で,子どもに寄り添い,よさを引き出す教職員
児童と地域を愛し,日常から教育公務員としての使命・責任を自覚した言行に努める教職員 豊かな人間性・社会性の修養及び専門的資質向上のため,研修に努める教職員 児童個々に適切な指導を行うため,積極的な児童理解に努める教職員
☆毎日を研修,研究の場としてとらえ人から信頼されること。
☆課題の共有化と創意工夫すること。
板書を大切にし,課題と解決方法を子どもとともに追究すること。
☆子どもをよく見て,聞いて,感ずること。
子どもの思いや考えを認め,笑顔で見守ること。
☆進んで明るい挨拶をすること。

6 重点努力事項
(1)「思いやりがあり,助け合う子ども」(豊かな心)を育む指導の工夫 【徳育部】
進んで行う挨拶と返事によるかかわる力の育成
進んで行う「縦割り活動」の推進と一層の充実
●特別支援学級児童の指導法の工夫と通常学級との積極的な交流学習 
●道徳教育の充実と道徳性の向上 
  ・道徳性の発達を基にした「人間尊重の精神」の育成
    →いじめの未然防止と早期対応,決の組織的取組

●幼小中連携 (地域連携~志教育や地域防災等)

(2) よく考え,自ら学ぶ子ども(進んで学ぶ)指導の工夫 【知育部】
●確かな学力の育成(日常の授業の充実,家庭学習のすすめ,モジュール・スキルタイムの活用)
●研究授業による授業力の向上 
 
 ・「確かな学力」(基礎基本、思考、判断、表現、学ぶ意欲)の育成
  ・問題解決的な学習の一層の推進(切実感と見通しと,振り返りの充実)
  ・日常の授業の板書、問い、ノート指導の充実

●新教育課程の実施,改善等
●幼小中連携(学力向上~授業づくり)

(3) 明るく,たくましい子ども(健やかな心と体)の育成 【体育部】
●規則正しい生活習慣の保持,日常の体力づくり 
●安全指導,安全管理,防災教育
●幼小中連携(生活習慣~早寝,早起き,朝ご飯等)

 


7 特色ある教育活動~「信頼される学校づくりを目指して」
(1)「なぜ,なぜ・・・そのためには」と解決方法を子どもとともに追究する「確かな学力」を求める授業づくり

(2)「みんなのために,気づき,考え,実行」し,互いに尊重し合う心の育成を図る学級づくり

(3)子どものために共に歩む学校づくりを目指す,家庭・地域との連携