【校長室から】不審者対応訓練で学んだこと
はじめに,子供たちがいる想定で各担任がそれぞれの教室へ行き,実際にどこに不審者が現れるかは内緒で行いました。不審者は,開いていた入口から侵入し,2階の5年生教室へ向かいました。不審者が5年生教室に近付いて写真を撮り始めたときに,不審に思った5年担任が声を掛けて対応しました。近付きすぎずに対応しながら1階の職員室の方へ誘導し,校長の指示を受けた職員が校内放送,教頭が110番通報しました。校内放送で駆けつけた男性職員が不審者を取り囲み,さかなでないように対応しました。不審者が持っていた凶器を振り回す前に駆けつけた警察官に取り押さえられ,訓練は終了しました。
その後,警察の方から訓練の講評と,刺股の使用法についての話をしていただきました。訓練での職員の動きについては,適切な対応だったと話していただきました。また,刺股の使用法については,刺股の目的は警察官が来るまでの時間稼ぎということや,刺股は万能な武器ではないなど刺股の特性について学びました。
今後も子供たちの安全の確保を最優先した行動を取れるよう,全職員で防犯に対する意識を高くして取り組んで参ります。