令和4年度第3回共に学ぶ研修会実施 10/31
10月31日,6名の専門家の先生方をお招きして,令和4年度第3回共に学ぶ研修会を実施しました。
年間3回のうちの最後の研修会です。研修会に先立って5年生の算数の授業を参観しました。はじめて学習する「平均」について,「ならす」というキーワードをもとにして計算で求める方法を考える授業でした。多くの先生方に参観されて緊張する中,5年生の子供たちは一生懸命考えて発表していました。
どの子にも分かりやすい授業を目指す「ユニバーサルデザイン」の手法として,視覚に訴える紙メディアの写真やグラフを活用したり,書画カメラと大型モニタを組み合わせて児童のノートを大きく表示したりした授業でした。また,3人の小グループでの意見交換は,本校の少人数による話し合いの手法として定着してきています。
公認心理師/臨床発達心理士の菅原佐和子先生に講演をいただいた後,専門家チームの先生方から,日頃の学習指導での悩みについてたくさんの示唆をいただいて,たいへん有意義な研修会でした。さっそく明日からの授業に役立てるとともに,3年次の研究でさらにバージョンアップをしたいと思います。