爽やかな秋空の下で
朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたが、木々は紅葉が進み、空を見上げればマガンや白鳥が飛び交う季節。スポーツの秋、秋空の下で思う存分体を動かしたい時期なのに、市内各地でクマの目撃情報が頻繁に入ります。本校でも10日前に目撃情報があり、登下校の送迎、先週1週間は外での活動を控えました。その後、学区内の目撃情報が絶えていることもあり、外遊びや外で行う体育は校舎のスピーカーから音楽を流し、複数名の教職員が外に出て見守ることで再開しました。最近のクマ対応の状況は、コロナ禍で教育活動を制限していた時期と同様の感覚があります。あのコロナ禍で学んだのは「子供たちの学びを停(止)めない」ということ。できない理由ではなくできる理由を見つける、対応を考える、安全安心を追求することです。時間は誰にでも平等にありますが、子供たちにとって小学校時代は「今」しかありません。「今を大切に!」「子供たちが安心して学び」が判断基準かと思います。
スピーカーからは子供たちが大好きな曲が流れています。なじみのある曲を聴きながら体を動かせるのもいいなぁと思います。そのうち、昭和・平成の曲をこっそりかけてしまおうと考えている校長です。