認知症を知ろう

2年生が学年PTA行事に参加し、認知症について考えました。

前半は、地域包括支援センターやデイサービス等の職員の方々から、大崎市内の介護実態や認知症の特徴などについて説明を受けました。

後半は、みやぎ認知症応援大使である遠藤実さんと奥様の真由美さんの講演を聞きました。
実さんは、自身の認知症の症状が顕著になって不安が大きくなっていったことや、それに伴って真由美さんにさえも厳しい口調で接するようになってしまったこと、そういった自分に苛まれていた様子などを話してくださいました。
そして、「それを乗り越えて、今生活できるのは、家族の支えがあったからであり、地域の支えがあったからこそ」と話し、今も周囲とのつながりを大切にしていることを述べられました。
真由美さんは、「できないことを全てやってあげるのではなく、どうやったらできるようになるのか、寄り添って一緒に考えている」と、家族としてのスタンスを話してくださいました。
最後に、実さんは、「できることをこれからもどんどんやっていく」と力強く述べられました。

代表生徒はお礼の言葉の中で、「認知症の人にしてあげるのでなく、どうやったら一緒に生活できるのか考えれるようにしたい」と感想を伝えました。
2025/11/14 16:10 |