本日，文化庁の進める学校巡回公演事業の一環として，鳴子小学校に，劇団トマト座という劇団が来校し，子供たちに本格的な演劇を披露しました。一部，５，６年生がセリフや歌で参加する場面もあり，ドキドキと感動のひとときとなりました。会場は，鳴子小学校体育館です。大きなステージには本格的な大道具が並び，照明や音響も本格的な中で観賞することができました。

　「子象物語」
　今から７０数年前，世界中を巻き込んだ大きな戦争がありました。そのために人々は着るものや食べるものも少なくなり，芋や豆の粕で飢えをしのいでいたのです。しかし，苦しいのは人間だけではありません。上野動物園の動物も同じように少ない食べ物で頑張っていたのです。そんなある日，軍部からすべての猛獣を処分するように命令が届きました・・・・。
　子象のトンキーを守ろうとする，園長さん，飼育員さん，よし子とたかしの姉弟があの手この手で奮闘します。結末も含めてぜひ子供たちにどんな物語だったか，どんな感想を持ったか聞いてみてください。